-- 砂・馬・音・民 -- http://www.honryu.org/blog/ ja 2010-01-10T13:45:16+09:00 南巡 http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat4.html#000090 夏以後、中国の南で転転としていました。
長沙、重慶、成都、広州、アモイ・・・


今の中国、素晴らしい!まさに飛翔している最中です。
不動産、鉄道、小売、銀行システムさえ、もはや日本が中国に越されています。


若者意識は“自分の存在で世界がどう変わるか”にあります。
就職難がありながらも、努力さえすれば明るい未来がある、と彼らは信じています。


社会のイデオロジーは多次元に変わりつつあります。
文化の底力も、それは、春秋戦国時代の思想であり、禅であり、儒であり、道である。


複雑で、なかなか一つに見えてこないが、それぞれ形をなしています。
それが、中国。


揺らぎのない人、文化のエネルギーをこの“南巡(みなみめぐり)”の中で感じました。
これから10年、中国が世界を牽引する。そのことはもはや疑う余地がない。

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日々を綴る wataridori 2010-01-10T13:45:16+09:00
騎馬民族の今、彼らに本当に必要としているものは http://www.honryu.org/blog/archives/cat_spirits.html#000089 馬は、遊牧民の希望。馬に希望が見えなくなった遊牧民は、草原を去り、残るは黄砂の大地のみだ。だから私達のすべきことは、まず騎馬遊牧の民に、馬の希望を見せなくては。

騎馬遊牧民族がかつて人類史における遊牧文明の形成や東西の貿易、文化交流に不可欠な役割を果たしてきた。モンゴルの馬は我々を遠い過去から現在まで運んできた。しかし今や、観光客のために馬を引くのが彼らの唯一の仕事なのだ。イベント事のように殺到する観光客が草原を後にし、取り残されるのは、遊牧民の傷ついた心のみなのだ。

激しく変化する季節風の中で、孤独な歩みを続けている遊牧民。そして私たちは彼らのところへ尋ねた。   
“馬で長い旅をしたい。馬を貸してください。”
その言葉に彼らは大いに喜んでくれた。自分の馬を何頭も連れてキャラバンに加わった。

日数が経つと、私たちと心が通い始めた。私たちにとって彼らの存在は、ただの“馬使い”ではなく、温かく見守ってくれた、欠かせない存在なのだ。彼らも一緒に馬に乗り、少しずつ気高き騎馬民族の誇りを見せてくれた。彼らは再び自分の馬に目を向け、これまでの嘆いている、無力な目ではなく、その目の中に希望が見え始めた。

砂漠化については、日本でも黄砂飛来の問題とからんでしばしば報道され、よく知られている。その原因は、降水量の低下、干ばつなどの自然現象、漢族の移住による急激な人口増加、草原をつぶして作られる農地の拡大、羊の過放牧などの人為的な要素が絡み合っている。中国政府は、ここ数年、生態環境保護のために、自然保護区の拡大、草原の回復、放牧の禁止、他地域への移住など様々な対策を講じているが、それらがさらに内モンゴル遊牧民の伝統的な暮らしを奪う結果をもたらしているのだ。

遊牧の民が次々と草原の暮らしを捨て街へと引っ越していく。「馬上に生まれ馬上に死ぬ」とも言われる騎馬民族にとって、馬を手放すということはすなわち、そのアイデンティティを放棄することと同じなのである。私たちが馬に乗りながら、吹きわたる風の中で見えるのは、時代の変化の中に立つ、ひとつの文明、ひとつの民族の姿なのだ。

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Spirits―馬とキャラバン wataridori 2008-10-24T10:40:13+09:00
春企画募集開始 http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000087 随分遅くなりましたが、春の奔流企画を決定しました。

Ⅰ.蒼々シルクロード~砂・馬・音・民~ 
    2月20日~3月5日 参加費 : 19万8千円

Ⅱ.乗馬キャラバン -シルクロード・モンゴルを駆けゆく-
    3月6日~3月18日 参加費 : 16万8千円

  (この企画は一度の旅で、モンゴルとシルクロード、
   二つの文明、地域を辿ることができる)
   

 シルクロードのテーマは
 [砂・馬・音・民]この4文字に集約されている。

 果てしない流砂の道、 砂に埋もれた芸術の跡、
 王国の廃墟。古のバザールを訪れながら、
 シルクロードの壮大な時空の中に息づく風の民。

 その悠久な語り、またリズムカルな暮らしに触れる。

 そして古代スキタイ、匈奴、突厥、チンギスハンが
 駆けた大地を馬でゆく。
 大きな歴史と文明を背負って暮らす人々はいつの時代も、
 真摯で温かく我々を受け入れてくれる。

 遊牧の民と一緒にキャラバンを組み、
 騎馬民族のアイデンティティと遊牧文化に身近で触れられる。
 現地生活に根ざしたキャラバンの旅だからこそ、
 彼らと同じ目線で環境・社会を見つめ、
 その国の本当の姿を目にする。

 そのほか、『チベット天空鉄道の旅』を
 3月7日前後の出発で、10日間ほどのプランを
 考えています。

 詳細は資料請求にてお取り寄せ下さい。
 http://www.honryu-china.com/2007/demand/index.html

 (今ホームページ管理者が不在のため、Webに反映するまでは
 少し時間がかかりますが、パンフレットは来週にはできます)

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引率者の旅行記 wataridori 2008-10-16T21:07:37+09:00
シルクロード、行くべし http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat4.html#000086 このブログ毎日見ているのに、一向変わらないと責める友人のために、
何か書こうと思った。
毎日たくさんのことがあると、返って書きたくなくなる。
それに向き合うのがいっぱいいっぱいになる。

短いけど、それだけ伝えたい、すべての人に。

“シルクロード、行くべし”

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砂漠の日の出

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日々を綴る wataridori 2008-10-16T20:48:17+09:00
ゴビの赤い花 http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000085 僕はゴビという言葉が好きです。
もともとモンゴル語で、砂さえないところ、ゴビといいます。
日本語でゴビ砂漠とよく言いますが、
ゴビと砂漠は違うところです。ただ、ゴビのあるところは砂漠も近くにあり、
ゴビ砂漠という言葉になったかもしれません。

今回シルクロードで乗馬した場所は、
僕の中ではとても忘れられない景色だった。
有名な場所ではないが、すべて映画のような景色だった。
恐らく今まで馬の上の視点で見た人がいなかったからだろう。
馬の上の視点では、一番すばらしい場所かもしれません。
その景色はとても言葉で表現しづらいです。

大地に砂が覆い、黒く枯れた木に緑の新しい枝。
地面を這うように生きている赤い花・・・

撮った写真何枚かアップします。二次元の写真はとても伝わらないが、
とにかく、僕には一番の場所だった。
春のシルクロードの旅はまたそこに行く予定です。

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引率者の旅行記 wataridori 2008-10-10T20:24:33+09:00
旅を終えて http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000084 二ヶ月半の馬上の旅を終え、ようやく日本に帰ってきました。
草原を別れ、列車に乗り込んだ時に、
涙でそうだった。
長かったけれど、辛かったけれど、終わるのはとても寂しい。
ひたすら馬を乗り、戦場をゆく気分の中の自分はどれだけ幸せだったかを。

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引率者の旅行記 wataridori 2008-10-08T20:09:19+09:00
東へ http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000083 R1122075.jpg

蒼々シルクロードの旅で、
もう一つすばらしい場所を発見した。
ウルムチからバスで2時間ほどの距離。
黒いゴビと黄色の砂漠、枯れた木と地面に這って咲いている赤い花。
それに馬が通過する際の砂塵。
すべてが織り重なり、まるて映画の世界になった。
これまで誰もこの地のすばらしさを知らなく、
そこまで有名な場所でもなかった。
恐らく、馬の上の視点で見る人はいなかっただろう。
馬の上では最高の場所といえる。

三日間のこの場所での乗馬が終了し、
すぐでもこの気持ちと景色を一番大切な人に伝えたく、
東への帰りの途へついた。

ウルムチも大変すばらしい街。
食べものもおいしい、街並みも華やかで過ごしやすく、
人も美しく・・・中国の中の一番好きな街だった。
だけど、今ひとりでこんなすばらしいものを見ていると思うと、
とてもつらくなる・・・

9月18日

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引率者の旅行記 wataridori 2008-09-18T02:49:59+09:00
乗馬キャラバン行軍図 http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000082 キャラバン2008行軍図small.jpg

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引率者の旅行記 wataridori 2008-08-19T11:38:30+09:00
三者会議inフフホト http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000081 乗馬キャラバンのサポート体制は8年前からできていた。
ダルハン・ムミンガン草原の何百キロ周辺の馬好きな遊牧民たちは皆交替交替で
キャラバンのスタッフとして参加してくる。
毎年地元の草原の遊牧民の周知の定例行事のようだ。

しかし、人は慣れてきたところ、油断と慢心が蔓延りやすい。
とくに組織に弱く、自由気ままの遊牧社会では、大きな課題だ。

今日4陣の日本の学生がフフホトにやってくる。
僕は何日かの休みで、まだ十分緊張感が取り戻していない。
挨拶は明日にしようと思った。

毎回乗馬の日となると、僕の中では、
戦場へゆくような緊張感と高揚感が走る。
自分の一番誇るべき仕事なのだから。

夜、草原のベースキャンプの支配人のダライさんも
わざわざフフホトへやってきた。
フフホト市の旅行会社の社長王さんと私、3人で夜遅くまで作戦会議を練った。
今後17日間の大きな試練に向けて。

この3人はこう真剣に話し合うのは久しぶりだ。
王さんは主に、入国からフフホトまで、どうスケジュール通りに運ぶかに専念する。
今年の北京五輪の影響で極めて難しい状況の中で、
なんとしても夏の企画の交通ルートを確保した第一功者だ。
ダライはキャラバン中の地面のあらゆること、(食事や宿泊などなど)を
総括する管理に優れているモンゴル人だ。
僕は、馬の上の人、事を統率する。この二人のおかげで、僕は
馬の上の事に専念できたのだ。

馬は参加者の安全と内面世界の満足度につながるので、
地面の仕事は、馬の上の事に協調・服従する体制をとっている、絶対的に。
又、馬の上の士気、万全な状態は地面の仕事に支えられているので、
地面の対応の限界と可能性を十分理解しなくてはいけない。
これはキャラバンの運営体制なのだ。

今日のメインの議題は、やはり馬の安全サポートだ。
なんとしても危険を最小に抑えたい。

このような話し合いは日本では当たり前だろうが、
モンゴル・中国の旅行会社ではあまり見られない。
残念なことに、殆どの旅行業関係者は乗馬の危険はまったく知らないのだ。


張 宇

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引率者の旅行記 wataridori 2008-08-18T01:37:21+09:00
白い馬 http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000080 いよいよ夏の陣の中盤。
8月18日より、17日間の間に、総勢200人ほどキャラバンに参加する。
僕はずっと草原で迎え、街には一度も戻らない、一番勝負の時だ。

以前参加した友人も大勢いる。
中に名古屋からの友人は、馬とトランプの仲だ。奔流も三回目で、
実にうれしい。

草原の遊牧民スタッフにも言った。
僕の一番よい馬を全部連れてくるように。
中に、最高の白い馬がいる。

去年【グレートキャラバン】の時、馬頭琴のイラナさんと局のリポーターが
乗っていた白い馬。
今年現地の競馬で1万メートルを優勝した馬だ。
彼(名古屋の友人)にきっと最高の思い出を作ってくれるだろう。

昔の友人と、モンゴルの大地で、馬の背で再会できるのは、
僕の一番の楽しみだ。

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引率者の旅行記 wataridori 2008-08-16T22:14:50+09:00
乗馬キャラバン キャンプの時の歌 http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000079 本の出版は決まったものの、まだ書き始めていない。
昨日は地球の歩き方の参加者を見送り、そのままフフホトに留まり、
休養を兼ねて執筆しようと思った。

だけど、なぜか頭に思い浮かんでくるのは
キャラバン中のキャンプの際の一つのモンゴルの唄、「血と涙」という曲。
これは600年前から伝わってきた唄。
歌詞の背景は、
遠い彼方での戦争から、一人の兵士がようやくモンゴルの地に帰ってきた。
しかし、祖国の地を踏んだ時、力がなくなり、2度と立てなくなった。
生命の最後に、この詩を書いた。詩の内容は、
“祖国の地を踏みたかった。
母の元に帰りたい、しかし、今の私は力が尽き、2度に母に会えなくなった。
手紙を書きたいが、
紙がないので、鎧の上に書いた。
ペンがないので、私の血で書いた・・・”


私はいつもこの曲を感情を込めて歌いたい。
私の中の一番のモンゴルの唄なのだ。

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引率者の旅行記 wataridori 2008-08-14T21:52:00+09:00
天馬ちゃん http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat4.html#000088 今日は僕の天馬ちゃんのことを書きます。
(天馬ちゃんとは、馬をモチーフとしたレーシングカーのこと)

この頃、気持ちがもやもやすると、ドライブに出かけています、天馬ちゃんと。
天馬ちゃんは僕のかけがえのないパートナーの感じです。

日々調子が違うので、たとえば、雨の日嫌だとか、渋滞で疲れたからぶーぶーと文句いうとか、
最悪の時は、疲れたらエンジンがかからなくなることもある。

だけど、気分がある分だけ、愛着も沸く。

この頃とくに、天馬ちゃんの気分を探るのは楽しいです。
エンジンの回転数とギアチェンジのタイミングなど、探るほどおもしろいです。
おそらく、それがレーシングカーの楽しさかもしれません。
精密に作られた分だけ繊細です。(エンジン以外の部分はとてもアバウトさえ思えるが)

ギアチェンジの際に、エンジンの回転数を上げないといけないです。
というか、入りづらいです。上げすぎると、一瞬ガタガタを感じる。
そして、チェンジする際のわずかなタイムラグで、エンジンの回転数が落ちます。
それを補うため、すこしアクセルを踏むとスムーズにいく。

また、半クラッチとアクセルを踏むタイミングによって、
エンジンの力を存分出せない時もあります。
それが音でわかります。
車の加速の具合も大きく変わってきます。

ギアを絶妙なタイミングでギアチェンジし、
そしてクラッチを話すタイミングをうまく操作する時は、
その時の気持ちはなんとも言えないような喜びを感じられるのです。
まさに馬を乗っている感じです。
道が空いていて、前方開かれている時は、
うまくいきます。

後もう一つ、ハンドル操作の喜び。
エンジンが後ろなので、わずかなハンドルの操作で、
瞬間的に進行方向に反映してくる、まろやかではなくて。
まさに弦を放した矢のように。
これもとてもたまらないです。

・・・・

車は段々楽に運転できるように作っている今の時代。
運転の喜びは一体どこにあるのか、そのことをもう一度考えてほしい。
乗る人も、ナビとか内装とか、運転しやすさとかだけじゃなくて、
操作そのもののハードルを高めて、車の気持ちを理解していくのも、
もっと違う次元の喜びを味わえるのではないかと思う。
もっと大きな喜びを。

・・・

ちょうど僕の今年の愛馬、フェラーリF50(笑)です。
彼と出会った最初の時は、まあまあ早いけれど、力を感じない、妙な馬でした。
ある時、偶然に気づいた。彼を早く走らせる方法。

彼で競馬の時、
手綱をまず一瞬緩む、
その次、スピードを落ちない程度で手綱を引いて、ぴんっと張る状態で走る。
そして勝負の時に、一気に手綱を緩めば、
最高の走りを見せてくれる。

F40の走りぶりを、偶々キャラバンの旅の中、ある参加者は
動画でとってくれました。
http://jp.youtube.com/watch?v=PPMoYAS9SvY

因みに2着は僕の友人のまどかさん。
彼女は僕のフェラーリF40(昔、黄豹という馬)を乗っていました。
僕に負けた理由は、馬と一つになれていないからだと思います。(映像を見て思った。)

よく一緒に馬乗りに来る友人に何回か言ったことがあるかもしれないが、
日本やヨーロッパの乗り方は、あくまでも馬を乗っている、日本の競馬でさえそうです。
馬のリズムをうまく合わせているのです。

しかし、乗馬の最高の域というのは、私は思うに、
馬と一つになることです。
まず体を馬と一つになるのです。
そうすると、振動がなくなり、馬にわざわざ合わせる必要がないです。
その微妙の体のバランスをつかむのです。

その次は、心も一つになる。
それができて、初めて人馬一体の世界が見える。

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日々を綴る wataridori 2008-07-25T19:43:09+09:00
旅行中のカメラ選び http://www.honryu.org/blog/archives/cat_cat3.html#000078 デジカメカメラが行き渡り、だれもが撮影できる時代。
だからこそ、撮るという行為の意味を一緒に考えたい。


最初旅行に行く時は、皆一眼レフのフィルムカメラでしたが、
今殆どの参加者はデジカメになっていた。
撮ってすぐ見えるのは便利だが、
どんな写真が出来上がるかというわくわくとした期待も
なくなり、とても寂しいです。
撮る感動もあまりなくなった気がします。

なぜそうなったのかと度々考える・・・
撮影者と被写体との関係という点での違いではないかと
思うようになった。

従来の一眼レフカメラはファインダーをのぞき込んでシャッターを切る。
この作業は、世界のある瞬間を切り取るということだ。
そこで撮影者の意志が重要になる。
だから写真の歴史も成り立ってきたとも言えるだろう。

コンパクトデジカメはその点、写真機ではなく、むしろビデオカメラに近い。
ディスプレー上の動画を見て、一時停止ボタンを押すようなもの。
世界を切り取るのではなく、眺めている。
だから人によっては、撮影者の意志さえもたなく、
おもしろい画像をとにかく記録し、記録したものの意味を後で付ける。

人は、映画やテレビのスクリーンを眺めるかのような「視聴者」になってしまう。
目の前の現実と自分の間にデジカメというスクリーンが存在し、衝撃が薄くなる。
たとえそれが悲惨な現実であっても、身に染みるほどの感動であっても、
その衝撃がかなり弱い、ある意味で現代風で、衝撃から身を守ることが可能だと。

僕がいつも従来の一眼レフカメラを薦める理由は、
やはり自分自身の意志を持って、世界を見てほしい。
スクリーンの向こうにいる視聴者ではなく、
使命感をもって世界を臨んでほしい。

難しい話になってしまったが、
僕がフィルムカメラ好きな理由は、
はやりできた一枚一枚の写真の味と込めた思いなのだ。
色においても、デジカメがどんなに進化していても、
フィルムカメラに全然及ばない。

因みにカメラの基本は実のところ、60年代以後
殆ど進歩していないとも言える。
写真の質はレンズだけに頼る。
良い写真撮れるかは、最終的に
撮る人の意志と構図、として光のコントロールなのだ。

中古のカメラの店では、一眼レフフィルムカメラ日本製なら
2万円くらいでもかなり良いもの手に入ると思う。
以上ご参考まで。

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引率者の旅行記 wataridori 2008-07-20T22:06:46+09:00
馬で旅する意義 http://www.honryu.org/blog/archives/cat_spirits.html#000076 昨日、名古屋の説明会で、参加者のアンケートにこんなことが書かれていました。
“馬での移動そのものにそこまでの意味があるというのは今回の説明会で知ることができました”奔流のホームページでは‘馬で移動する意義’そのことを伝わらなかったようで、ここで、ブログの文面を借りて馬で旅する意義を説明してみます。

まず、馬を通して初めて深くモンゴルを知ることができます。馬を乗らないでモンゴルへ行っても、星空は見えますが、わいわいと遊牧民と酒を交わすこともできるかもしれませんが、本当の意味の尊重と理解、そして交流は果たしてできるでしょうか。モンゴル人のアイデンティティや騎馬民族の誇りはすべて馬の中で反映されているはずです。

次は、参加者自身の成長です。12年間に渡り馬とキャラバンの旅の現場指導に携わる中で、身に染みて感じるものがあります。それは、馬と一体になって大地を駆ける喜びの中に、若者の挑戦心と勇気が引き出されること。また馬との旅では、馬との一心同体が求められ、その中で、自然との向き合い方、謙虚さ、思いやり、自分の道を自分で決めること、心の自由の大切さなどなど若者たちが自ら気づきます。

三つ目は、古代と同じように馬を移動手段として旅することは、新しい環境エコの意義もあります。日本の人は砂漠防止のための植林活動への取り込みも大変ありがたいことですが、現地の環境は現地の人の手によってしか改善できないと私は思います。馬でゆくこの旅は、自然の営み、環境自然との向き合い方は参加者たちに理解してもらうだけでなく、先進国の人たちは敢えて古代の移動手段、馬を選ぶことで、現地の遊牧民に、騎馬文化に対する誇りや馬の意義を再認識させることができます。馬の需要も喚起し、遊牧民自身の草原保護への関心を高めることができます。

残念ながら日本中のほどんどのモンゴルツアーに添乗員はいるけれど、馬の指導や現地に密着して安全サポートできる乗馬指導員がいないため、乗馬と言っても、歩く程度にとどまるものが多いです(その方が返って危険です、それについて今後ブログに書こうかと思います)。乗馬時間もわずかで、騎馬民族の気持ちや大地を駆ける喜びはちっとも体験できないではないでしょうか。

黒沢明監督がかつて“馬はホープだ”と言ったことがあります。すべての参加者に馬と一体になって、馬と一体になって大地を駆ける喜びを体験してもらいたいという思いから、私自身はいつも現場に赴き、自分の乗馬経験と指導の経験を生かして、サポートに全力を注いでいます。NPO奔流中国は、遊牧民への経済支援活動や野生馬保護活動などで、遊牧民達から厚い信頼と協力を得ています。それゆえ、安全に乗馬ができるサポート体制を築いてきました。初心者でも1、2日すれば、自力で馬を操れ、風のように草原を駆けることができます。

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Spirits―馬とキャラバン wataridori 2008-06-10T10:10:23+09:00
http://www.honryu.org/blog/archives/#000074 jouba.jpg

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wataridori 2008-04-15T01:19:17+09:00