2007年01月20日
キャッチフレーズ“太陽は一人ぼっち”にした理由
最近よく友人に聞かれることがある。ファッションブランド「SUN」のキャッチフレーズ“太陽は一人ぼっち”にした理由は。
太陽はひたすら人に熱を与える。しかし、人からはなにももらわない。
時代を切り拓く人はこうでなければいけない。社会に理解されるかは重要ではない。そもそも人から理解を求めるような弱虫は論外だ。
私はこのような人たちに自分のブランドを来てほしい。信念に向かってまっすぐに立ち、情熱的に行動する。彼らは誇り高く、そして気品の高い服に包まれていてほしい。
だから、彼らは孤高で、つねに孤独である。
太陽もそうであるように。
投稿者 wataridori : 22:24 | コメント (0)
2006年11月22日
ファッションブランド「SUN」の立ち上げについて
私のしたいことは、スーパーや商店街で服を販売することではない。セレクトショップを作ることでもない。私は東京のファッションの発信地、渋谷・原宿で‘不変の時代性’を持つ服を展示・販売したい。
私は去年、シルクロードの果てにある天山山脈の奥のバインブルク草原で乗馬キャラバンを組んだことがある。とても印象的だったのは、そこの遊牧民の服装は世界一のフランスのファッションブランド、ディオールの今年の設計した服装と非常に似ていることだ。一昨年、シルクロードの西域南路を旅した時も、現地のウィグルの人達の服装がその年のプラダの服装とほぼ同じとも気づいたことがあります。ちょうどそれらが今の日本、そして世界のファッションをリードしている形である。
もっと正確に言おう。世界をリードしているブランドはこういったマイナメジャーな地域(古代文明発祥の地や遊牧民の地)やもっと原始的な、一見時代遅れの民族(地域)から、デザインの発想・創意・概念のようなものを得ている。時には、真似しているのだ。
なぜ、ブランドの名前を付けただけで、本来の何十倍の値段、たとえば、上着ひとつで1000ドル以上で売れるのだろうか。それは他でもない。ブランドの持つ概念と哲学の力。そして、こういった内面的なものをもつかなかがはイタリアやフランスのトップブランドと一般の日本やアジアの会社との根本的な違いだと思う。
私の言う、「不変の時代性」をもつファッションとは、強い人間の意志を表し、冒険心に富み、生存本能の満ちるファッションである。そのファッションを創り出すのは、幾度ものシルクロードとモンゴルの旅を通して、「ファッション」という言葉が入り込む前の素晴らしいファッションに出会ってきた私にしかできないことだと思う。なぜなら、深くその地域・民衆に溶け込んで始めて彼らの持つスピリッツを哲学と想像力に仕上げることができると思うし、また、つねに世界最先端のファッションの発祥地にいなければ、彼らの一見粗雑な服装とファッションにとの密接な関係を見抜くことができないのだ。
それが私にしかできないこと。私の旅行と同様、私の人生の哲学と創造力そのものである。
時代も私の情熱を必要としている。私は成功しなければいけない。なぜなら、今日の日本は、盲目的に流行を追いかけている社会であり、今日の中国は、金銭とファッションと混沌している社会であるとおもわれるからだ。これらの国のファッションは、「自然界との競争と共存、心の世界との同調」というファッション存在の根本を忘れている。
内容的に「不変の時代性」を持ち、デザイン的に、内在的な強靭さと外面的な美しさと両立しているものは、私の創り出したいブランドである。
張 宇